西暦と元号を併記すべき身近な例。

いよいよ平成最後の年です。

私が子供頃、「明治」は祖父祖母が生まれた古い時代であり、実際そのイメージしか有りませんでした。
しかし今回新しい元号になれば「昭和」は二つ前になるわけですから、明治と同じになってしまうのです。

そして次の天皇陛下も今回と同じように生前退位されるとなれば、更に新しい元号で暮らすことになります。そうなると昭和は、明治の前の「慶応」と同じ感覚になるのではないかと、今から恐れています。
正に私が生まれ育った「昭和」は、歴史の1ページとなってしまうのです。

さてそれはさておき、元号について別の難題に突き当ってしまいました。それはパソコンのハードディスクに作成してあるファイルフォルダーの名称に関することです。

これまで仕事によってはフォルダーを1年毎に分け、元号の略号で作成していました。故に今年の名称は「H31」として、その結果は以下のような並び順になります。

しかし平成31年は4ヶ月しか有りません。後々のことを考えると新しい元号にしておくのが得策です。新元号は4月1日に発表になりますので、それまで暫定的に「H31」としておき、後で名称変更するという予定だったのですが、パソコンに向かっていると、ふと或る事に気付きました。

それは新年号のアルファベット頭文字が「H」より前になった時に発生します。例えば仮に「A」となった場合に、名称昇順の並び方はこうなります。

つまり新元号のフォルダーが先頭に来てしまうのです。
ちなみに名称降順はこうです。

これで一見解決したような感じがします。
新元号は最後となりますが、その前が平成の古い年になり、フォルダーの前後の位置関係が乱れてしまいます。 更に新元号2年目となるとこうなります。

私は年別のフォルダーを下から見ていく習慣が身に付いており、最終年は最後になっていないと決まりが悪いのです。
その後あれこれ試行錯誤し、その結果はこうなりました。

巷では当初、運転免許証の有効期限は当初「西暦」で表記するとしていましたが、元号の記載を求める声も多く、最後には併記するという結論に達しました。
私もこれに倣い、パソコンのフォルダー名称は西暦と元号の併記にする事にしました。こうすれば最終年が最後に並びます。

またH31と新元号元年の結び付きが一目瞭然で、ディスプレイ画面を見ただけで直ぐに思い出すことができるでしょう。いずれそういう時が来ます。

更にこれにはもう一つメリットが有ります。
私も初めはフォルダーの名称を全て西暦に変更しようと決めていました。しかし私は普段、過去の事項を元号で認識しています。例えば平成28年の事であれば、その時の内容を直ぐに思い出すことができますが、これが同年の2016年の表記に出くわす事になれば、頭の中で計算して元号に置き換えなければならないのです。

しかし元号と西暦を併記しておけば、ダイレクトに認識できます。
このような配置が、一番しっくりします。

一見どうでもいいことですが、実務的には身近で大切な事です。

2019年2月9日

※スマホの便利な活用法のお問い合わせはこちらまで