最新は最善ではない。

コンピュータによるシステム構築では「システムが枯れる」という言葉を耳にします。この場合の「枯れる」は、悪い意味では有りません。

一般的にシステムが新たに構築された際、どうしても欠陥が内在されている状態があります。いわゆる「バグ」です。

勿論、システムの最終段階でバグを見つける作業に誰しも専念します。しかし悲しいかな人間は神様では有りませんから、バグの全てを見つけ出す事はできません。

バグが容易に表に現れて来ない場合、いつまでもシステム内部に影を潜めていて、或る特殊な条件になった時に突然牙を剥き出し、システムをストップさせてしまいます。

これまでに鉄道、航空機の運行システムや銀行のATMが動かなくなるニュースが、時折報道されてきましたが、まさにこの状態のことです。

「枯れる」とは、そのようなバグが出尽くし、システムが停止する事なく、安定した状態になった事を意味しています。

つまり「最新は、最善ではない」とは、新しいシステムはバグでシステムが停止する可能性が高いので、十分に注意するようにとの教訓を表しています。

しかもこれはコンピュータに限った事ではなく、お手元にあるスマホやタブレット等の機器にも当てはまるのです。

新機種の購入やアプリ、ソフトウェアを更新した際には、十分に注意して下さい。

知人曰わく「初期ロットには手を出すな!」です。

2018年6月30日

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