内定取れたら、茶髪に戻す。

 

この3年間、新卒採用に関わる仕事をしている関係で、就活している学生と接する機会が数多く有ります。

面談をしていると、ふと漏れ出てくる彼等たちの思いにハッとします。昨年は「パソコンを使えない友人が多い」でした。そして今年はこれなのです。

先日、面談した女子学生が「キャンパスで茶髪に戻している友人を見かけると、あの子は内定が取れのだと分かります」と呟いた一言が話の始まりでした。

極めて親しい友人以外には、就職先の話をすることは無いのですが、それでもしっかりと「自分は就職が決まった」と周囲にアピールしていると言うのです。彼女も内定が出れば同じようにするときっぱり断言。

「では内定式の時はどうするの?」と問いかけると、「その時は一時的に黒にします」と答えてきました。

兎に角、相も変わらず見た目を重視する風潮は、今もしっかり残っている日本の風景。 採用する側の私の気持ちとしては、もう少しは自己主張して欲しいと思いますが、仮に自分が就活生に戻ってそれを実践できるかというと、疑問です。

そして後日、この話を別の企業の採用担当者に披露したところ、「内定を出した学生が茶髪になっていれば、もう他の企業に対して就職活動をしていない証拠ですね」と返してきました。

内定を出す側とすれば、今一番憂慮するのが学生からの内定辞退です。 このことを鑑みれば、これは本質を突いたコメントであると、感心してしまいました。

今年の新大卒採用活動も、終幕を迎えています。

2019年6月15日

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