パスワードは表示すべきでしょう。

通常パスワードの入力に際し、文字列は表示されません。

これまではこれが当たり前と思っていました。その大きな理由は、パスワードを打ち込んでいる最中に、他人が背後から盗み見ることを防ぐ為であると思われます。

しかしこれが不便で仕方ありません。入力した文字が直ちに「*」(アスタリスク)に置き換わります。ちょっとでも気を抜いていると、入力した文字が果たして正しいものだったのか分からなくなってしまいます。そんな時は文字を一旦全て消して、初めから入力をやり直します。

またパスワードを3回間違えるとロックされてしまいます。だから3回目は真剣そのもの。本当はパスワードの入力を止めて、暫く時間を置けば良いのですが、そういう時に限ってパスワードの入力を迫られており、引くに引けない状態が陥っています。正にパスワード社会のジレンマと言ったところでしょうか。

巷では金融機関系のサイトで用いられるワンタイム・パスワードやパスワードをシステムに記憶させること利用も見受けられますが、パスワードをシステムに依存させることを私は好みません。

ところで最近見受けられるのが「パスワードを表示する」オプションです。

そのボックスにチェックを入れると、その時だけ入力した文字が表示され続けます。これですと文字間違いや大文字小文字の見分けが直ぐに分かります。その故、パスワードを盗み見られるのは自己責任となります。

しかしこれで格段に楽になります。文字が見えているというだけで、ストレスが激減します。

2018年4月、総務省は「パスワードの定期変更は不要」との見解を出しました。しかし多くのオフィス・システムは3カ月毎にパスワードの変更を求めて来ます。一度使ったパスワードは再利用できませんので、新たに作らなければなりません。

新しいパスワードに不慣れな為、入力した文字が見えないと、3回の貴重な機会を直ぐに使い果たしてしまいます。

パスワードの入力文字が見える事が出来れば、無用なトラブルは無くなるに違い有りません。

これからもパスワード社会で生き抜いていくためには、このような負担軽減があってもよいのではないでしょうか。

2018年12月8日

※スマホの便利な活用法のお問い合わせはこちらまで。