私のキャッシュレス決済基準はコレ!

1.スマホ決済を自分の視点から総括。

Paypayから始まったQR決済普及キャンペーンですが、今も益々盛んに繰り広げられています。

ガラケー時代からモバイルSuicaユーザーだった私にとって、「なにを今さら」と思わないでもありませんが、それでも昨年から今年にかけて、スマホ決済は世の中に認知され、確実に普及し始めています。 勢いが付くとは正にこの事でしょう。

確かに中国を初めとした海外の普及状況と比べれば、日本は遅れを取っています。しかし「それがどうした!」という気持ちの方が、私は強いのです。

それぞれの国によって社会基盤の在り方が違えば、普及していくスピードに差が出るのは当然の話。いちいち気にすることはありません。

どうも日本は、江戸時代末期より、いつも外圧に弱い気質があるように思います。何事も、日本の特性に合わせて便利になれば良いのです。それが私の基本スタンスです。

しかし、そうは言っても、中国のスマホによる個人間送金は羨ましい限り。あれは割り勘が一発で解決してます魔法そのもの。個人間送金機能だけは是非とも早く普及してほしいと思っています。

今秋、全金融機関でサービス開始が予定されているBank Payに、私は期待しているのですが、発表内容を確認した限りでは「決済すれども送金せず」でした。Bank Payに個人間送金サービスを付けたら一気に普及する!と思うのは、私だけなのでしょうか?

さて、このような状況の中、自分の経験に基づいたスマホ決済を総括を行い、私のキャッシュレス決済実行基準を記すことにしました。

2.1,500円未満の支払いは、可能な限りスマホ決済。

切符は勿論、コンビニでの買い物、コーヒーショップやランチ等での支払いは、全てスマホ決済としています。

理由は、小口支払い為にわざわざ財布を出したくないからです。

基本はモバイルSuica。チェーン店のレジはほとんど対応しています。そしてコンビニでは、これにモバイルnanacoが加わります。

ただ個人店舗では、設置費用の負担を嫌ってSuicaが使えないケースが多い。その時にPaypayができる場合はこれを利用し、無理な時は現金で支払います。

因みにQRコード決済はPaypayだけです。何故かと言えばSuicaが使えないお店でも、主にPaypayは使えるからです。

またお店では、Suicaと共に複数のQRコード決済もできるところが数多くあります。しかしその時100%モバイルSuicaを利用します。

理由は、決済処理のスピードが桁違いに違うから。スマホの画面を開くことなく、読み取り装置にかざすだけで支払いが出来ますので、いつもSuicaを選びます。

3.1,500円以上5,000円未満は、現金支払い。

この範囲の支払いは現金です。千円札を2~3枚若しくは一万円札または五千円札出せば済むからです。

この範囲をスマホ決済にすると残高が減るスピードが増し、その結果、直ぐにオンラインでチャージしなければなりません。それが面倒なので現金にするのです。

ちなみに私はオートチャージを使いません。スマホ決済でも出金したという感覚をどこかに残して置きたいからです。際限なくお金を使ってしまうという恐れをここで払拭します。
自分自身へのチャージの為に、手動操作でチャージするのです。

4.5,000円以上は、クレジットカードを使用する。

この金額以上になるとクレジットカードの出番です。

紙幣を使い過ぎるとATMに行く機会が増えてしまいます。それを防ぐ為にクレジットカードを使います。

話は横道に逸れますが、私はクレジットカードで貯まったポイントをすべて5倍になるnanacoに交換します。(2019年5月現在)
クレジットカードのポイント2,000点でnanacoのチャージ金額が1万円になります。コンビニで1万円の買い物は、かなり使いでがあります。

但し、所詮ポイントは運営側の決め事ですから、いつかは終了若しくは交換率が下がるでしょう。これは本質的では有りませんが、利用できる時には徹底的に利用しなければなりません。

5.QRコード決済に思うこと。

Paypayでは、自分のスマホに表示されるバーコードを店舗のタブレット端末で読み込む方式と店舗に掲示されているQRコードを読み込んで支払金額を自分で入力する方法の2種類有ります。

このうち店舗のタブレット端末を使用するケースでは、店員の習熟度合いにより、かなりの時間を要する時が有ります。後ろに並んで待っている人の視線が気になり、イライラします。

むしろ店舗のQRコードを読み込んで自分で金額を入力する方が使い勝手が良いのです。これは決済操作の主導権が自分にあるからでしょう。これまでに、これで後に並んでいる人を待たせたことはありません。

6.QRコード決済からモバイルSuicaへ逆流の予感。

スマホ決済がある程度普及した段階で、それまでQRコード決済の利用者がモバイルSuicaへ移行し始める予感がします。

両者が同じタイミングでレジに並んだ時、処理スピードの圧倒的な速さを目の当たりにすれば、自分もそっちに変えようとする動きは自然の流れです。

特に支払の為に画面にタッチしてアプリを起動する動作がネックとなります。1~2秒を争う支払いの際、アプリの起動が遅く、更に時間が掛かったりすると致命的です。利用者はその時に取り敢えず現金で支払い、もう二度とQRコード決済は使わないでしょう。

そして間近に見たモバイルSuicaを検討し始めるかもしれません。利用者というものは、それだけ移ろいやすいものなのです。

7.バックアップとしての現金は、とても大事。

病院は停電に備えて非常用発電装置があるように、スマホ決済も非常事態に備えてバックアップが必要です。

それは言うまでもなく現金です。

スマホ決済に関して「財布無しで一週間過ごす」的企画記事をよく見掛けます。実験ならいざ知らず、実生活では危機管理の面から心配です。

特にに地震は何の前触れもなくやってきます。停電になれば、スマホ決済は全く使えません。停電まで陥らなくても、通信回線の途絶だけで大混乱となります。その時の決済手段は現金だけに限られるでしょう。

故に私は、使うあてが無くても、余裕ある現金を財布に入れておきます。
「現金最強」なのですから、これはとても大事なことです。

8.いま、QRコード決済を利用できるようにしてほしい店舗

以上が私のキャッシュレス決済の実行基準です。

最後に競争が激しいQRコード決済には、ぜひこの分野への展開をお願いしたい旨を記します。

それはヘアサロンまたはヘアカットを初めとした理容関係の店舗です。

調べてみると、美容室方面はそこそこ普及し始めているようです。しかし、いわゆる散髪を行う理容店方面は、まだまだのように思えます。

ここの主な価格帯も3,000円~4,000円で、私が現金を使用する範囲です。先に述べた通り、この価格帯で私はSuicaを使いません。

以前、よく利用するヘアサロンの店長にスマホ決済を勧めたことがありました。店長からは「既にSuicaの導入を検討したが、単体の決済端末の処理スピードが遅く、断念した。」との回答が有りました。

検証した時はかなり前のようでしたので、現在は決済端末の機能も改善されているでしょう。しかし、ユーザーが一旦悪いイメージ持ってしまうと、それを払拭することは至難の技となります。

そこでQRコード決済の出番です。

特にここでは、利用者が店のQRコードを読んで支払金額を入力する方式が良いでしょう。お店に対する費用の負担も少ないはずです。

この理容関係が狙い目です。

これが実現すれば、私のスマホ決済生活も更に便利になります。

ちなみにPaypayのアプリには、「あなたがPaypayを使いたいお店教えてください」という機能が有りましたので、このヘアサロンをリクエストしておきました。

9.バランスよく利用していくことが大事。

私は、決済手段が限定されてしまう状況になることには反対です。

前述した通り、地震などの災害発生時の決済には現金が不可欠ですし、大停電が起きてしまった時もまた然りでしょう。故に平時は、「現金」「クレジットカード」「スマホ決済」をバランスよく利用していくべきことが大事であるとと考えます。

更にこのようなユーティリティーは、普段から使いこなしていかないと、いざという時に役立たないのです。

先日、ある理由から十数年ぶりに六本木駅の券売機で切符を買おうとしましたが、操作に手間取り、スムースに行きませんでした。券売機の機能が進化しており、表示される画面にずいぶんと戸惑いました。これまでヘビーなSuicaユーザーだった私は、券売機に立つことは滅多にありませんでした。ですので、進化した券売機に対応することが出来なかったのです。

ある意味愕然としました。
しかしその時、どんなことでもそれに対応できる習熟度が常に必要であると痛感しました。

キャッシュレス社会がますます浸透すると、現金で支払うことができない人があちらこちらに出現するかもしれません。

そんな未来は、もうすぐそこまでやってきています。

2019年5月25日

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